最大の目玉、幹事長候補は

デジタル大臣にはチームみらいの安野氏を抜擢する。欧米に後れをとるAI活用などで、日本のオードリー・タンとして日本のAIを一気に押し上げる。

チームみらい党首の安野貴博氏(写真/村上庄吾)
チームみらい党首の安野貴博氏(写真/村上庄吾)
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参院議員の安野氏に加えて、派閥の政治資金問題で離党処分にした世耕氏を閣内に招く。同時に細野豪志氏を党役員に抜擢する。

これによって参院議員の安野氏と、世耕氏に近い望月良男参院議員、細野氏に近い平山佐知子参院議員の3人の参院議員には参院自民の会派に入ってもらう。

自公政権が参院で足りない3議席が補充され、参院での少数与党を辛うじて脱することができる。

党側では最大の目玉となる森山幹事長の後任には、思いきって鈴木宗男氏を当てよう。同氏はおよそ23年ぶりに自民党に復党した。石破総理への支持を声高に唱え、裏金問題こそが自民党の問題だと発信を続けている。その政治経験と老獪さでは森山氏にもひけをとらない。

いったんは落選したとみて投開票日翌日の未明に政界引退会見。夜が明けて全国比例での当選がわかって、引退の撤回会見をした。その不死鳥ばりの延命力を政権の延命に注いでもらう。

これが私の改造内閣予測だが、あなたはどんな内閣なら日本を救えると思うだろうか。ぜひコメントやSNSで教えてほしい。

文/長島重治