俺の場合、『親』と思われていない…
22歳の息子はアメリカの大学にサッカー留学中で、自身のYouTubeチャンネルで留学生活を配信をしている。そんな息子を原田さんはこう評す。
「とにかく真面目。サッカー一筋で、やんちゃなことに全然興味ないし、俺の若いころだったら考えられないほど真面目すぎて、心配。
うちのカミさんとほぼ毎日LINEで連絡を取り合っているんですけど、どうなんですかね。もっと自分で決断する力をつけてほしい気もするんですが」
一方、18歳の娘は父親である原田さんに似て、自立心が強く干渉されるのが嫌いな一匹狼タイプなのだという。
「アウトロー気質なんですよ。本心とは真逆の態度を取ったり、『親の意見なんて聞くか!』って感じで。2日くらい帰ってこないこともあるんですが、そんなところも本当に俺に性格が似てるな、って思いますね。
だから全然心配してないんですけど。話しかければ応えるし、父の日なんかにメッセージをくれたりして、律儀なところもありますしね」
子育てについては、妻の愛さんと「よく話し合っている」と語る。
「今の若い子ってホント真面目だよねって。俺たちと違って酒や煙草をやらないし、ケンカもしない。ストレス溜まらないのかなー、なんて。俺の場合、『親』と思われていないというか、家庭内のヒエラルキーが低い感じもするんですが(笑)」
そんな自虐も込めた心境を吐露した原田さんは自分自身を「転がり続ける石みたいな男」と分析する。
「目標とか持ったことがなくて、『なにかの1番になってやる』といった野望みたいなものもないんです。群れるのが嫌いだから人に好かれたいとかもないので、カッコつけたいとも思わない。
自分の興味がある方向や導かれた方向に、ただ転がり続けているだけ。家庭を持っても子どもができても、全然変わらない。本質は変わらないので、まさに“転がる石”です。それが俺なんだというか」
そんな男は、6年前の文春砲の騒動をどう振り返るのか。