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学校の怪談の大スター「テケテケ」は沖縄が発祥? 36人の少女が海に消えた「中河原海岸水難事故」でも囁かれた“戦争”幽霊の存在
子どもたちが学校で語る“怪談”において、戦争が落とす影はかつて重要な位置を担っていた。戦争の怪談には、空襲や原爆などの戦災で亡くなった一般人と、戦死もしくは非業の死を遂げた旧日本軍の兵士、大きく分けて2種類の幽霊が登場したものだ。しかし、終戦から時が経つにつれ、直接的な影響力は弱まっていき、今の子どもたちの怪談においては戦争はどのように扱われているのだろうか。
『よみがえる「学校の怪談」』より、一部抜粋・再構成してお届けする。
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この記事のまとめ
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