支援者からは「不倫の件はかわいそう」との声も、世間の目は厳しく
それでも、数年前から山尾氏を支援しているという女性は、「当時、不倫の件が出た時はかわいそうだと思いました。政治家の仕事とは別問題じゃないですか? 本当のことは本人しかわからないでしょうし。国民民主党から公認を取り消されて離れることになってもなお頑張り続けているので、今回も変わらず応援したいなと思います」と語る。
ただ、山尾氏の不倫報道や、その後の対応について世間の目は相変わらず厳しく、今回の選挙戦にも大きく影響しそうだ。
山尾氏が1日に無所属での出馬を表明した会見では、事前の案内で、
「いわゆる過去の私生活に関する報道については、すでに6月10日の会見において質問が尽きるまで回答を重ねており、また、関係者のプライバシー等の侵害につながりかねない新たな発言は行えない旨を含め、本人の考え方を示させていただいております。その状況や候補者の立場に変わるところはございません」
と、不倫報道に関する質問を“シャットアウト”。会見では、
「関係者のプライバシーを傷つけかねない発言はしないというのが私のスタンス。そのスタンスを含め、有権者の皆様にご判断いただきたい」
との姿勢を示したが、いまだに山尾氏への批判はやまない。