3年連続大会に出て気づいたこと 

—前評判では囲碁将棋さんが優勝と言われてましたが、勝負は時の運ですね。

小林 わからんかったっすな。

—決勝翌日、囲碁将棋さんの決勝の漫才に1点をつけた人というのが話題になっていましたね。

友保 あれ俺、聞いたんですけど、審査員の人がガラス細工持ってたらしくて。文田さんの声がデカすぎてパーンと割れてそれで1点つけちゃったらしいです。でも誰も損してない大会ですわ。母心さんくらい。(※予選でTHE SECOND史上最低得点の194点を記録)

小林 母心さんは記憶に残ったからいいけど、トットさんのほうがね……。(※予選で229点を記録)

友保 (トットの)桑さん、まだ休んでるもんな(笑)。すぐ今年の最低得点記録抜かれたから。

小林 あと、初戦で囲碁将さんに負けた吉田たちのプライドが見えた瞬間がありまして。終わってからすぐ(吉田たち)ゆうへいに「同じ点数で(囲碁将棋に)負けたなあ」って言われて。どっちも283点かなんかで負けて。これ裏読みすれば、当たる順番が違ったら、お前らも、もう負けてたんやぞと。

友保 あれ、そういう意味なんか。まったく気づかんかった(笑)。

—大会に3年連続で出続けている唯一のコンビとして何か気づいたことはありましたか?

友保 あ、僕はね、気づきましたよ、これ多分誰も気づいてないと思うんですけど、楽屋のケータリングがちょっとショボなってきてますね。私はもう3年間見てきてますんで。THE SECONDの歴史とともに動いてますので。

—ちなみに一番すごかったときは何があったんですか?

友保 その年々のケータリングの顔があったですよ。初年度は「ジョア」とか「ビックル」でできたタワー。とんでもない豪華さでしたよ。去年は世界中のアイスがあって、ハーゲンダッツ食べ放題。今年はもうそれがすべてなくて…。

—ガリガリ君もない。

友保 ガリガリ君もない。いやでもやってくれてるだけで、ありがたい。

—今大会の事件簿みたいなのありましたか?

友保 これおもろいもんで、1回目、2回目はいっぱい覚えてたのに。3回目にもなると、もうなんも覚えてないですわ。ベテランぶって。

—打ち上げはどんな感じだったんですか。

友保 打ち上げがもう……今年はそういうのないっていうんで。しっぽり懇親会みたいなの、局内でしっぽり。ただ、まさと師匠は最後まで元気でした。その後、もう1軒行ったらしいです。