「がんばりすぎなくていい」——メッセージに共感広がる
日常生活のなかで、ふと目にする癒しの存在。そんなポジションを築きつつあるのが「ふわりんましゅ」。SNSを開くたびに届くやさしい言葉や、丸みを帯びた愛らしいビジュアル。情報があふれる中で少し立ち止まり、深呼吸するような感覚をくれるキャラクターとして、多くのユーザーに親しまれている。
「なんだか調子がでないときは ましゅとのんびり休憩して きもちリセットでしゅ~♪」
「いつだってましゅが見守ってるから かなしいときは 振り返ってみてほしいでしゅ」
ふわりんましゅの言葉は前向きなエールだけでなく、「今日はちょっと無理かも」と感じたときにも寄り添ってくれる。そんなニュアンスが、人々にとって心地よい距離感なのかもしれない。
アカウントのフォロワー数は本稿執筆時点で3.8万人を突破と、過去1年で5倍以上に増加中。Xでの人気を起点に、ぬいぐるみやアパレルなどのグッズ展開も広がり、キャラクターの世界観は少しずつ形を変えながら浸透しているようだ。