「彼女は少女漫画家の巻」(ジャンプ・コミックス94巻収録)
今回は、人気少女漫画家・乙姫菜々(おとひめ・なな)の助っ人を買って出た両さんが、漫画家デビューを果たすお話をお届けする。
本田の恋人の乙姫は、白バイ隊に属する警官だが、愛野神女(あいの・みこ)のペンネームで少女漫画誌「別冊サファイヤ」の看板作家でもある。
「公務員が副業を!?」というツッコミはなしだ。世界的実業家として辣腕を振るう中川と麗子を、そしてありとあらゆるアルバイトに手を染め、超神田寿司の職人を務める両さんを見るといい。いちいち細かいことを言っていたら、『こち亀』ではやっていけないのだ(?)。
本作では、乙姫の原稿が締切に間に合わない!? という危機が訪れ、両さんが彼女の仕事場に臨時アシスタントとして参戦。
さらには、代原(=代理原稿。空いたページを埋め合わせるために用意される原稿)を描き、少女漫画誌でデビューを飾ることに! 作品名は、『ロボ刑事(デカ)番長』……!!
イヤな予感しかしないタイトルだが、はたして!?
なお、両さんが再び乙姫のアシスタントに入るエピソードを、6月21日からお届けするので、乞うご期待。

それでは次のページから、少女漫画家(?)両津勘吉が爆誕するお話をお楽しみください!!