そばを食べるためだけに競馬場に来る人も

東京競馬場内に2店舗を構え、いわゆる“競馬メシ”として人気を博している「馬そば 深大寺」。レースが開催されているシーズン中は、朝から昼過ぎまでずっと行列が途絶えないほどの人気ぶりで、多い日では一日2000食も売り上げるという。

東京競馬場内の人気店「馬そば 深大寺」
東京競馬場内の人気店「馬そば 深大寺」

一番人気のメニューは野菜たっぷりの「かき揚げそば」580円(税込み、以下同)。二番人気は創業当初からある40年以上愛されている伝統メニュー「とりそば」580円。茹でた鶏肉がゴロっとたくさん入っており、その食べやすさも魅力の一つだ。

一番人気の「かき揚げそば」
一番人気の「かき揚げそば」

そして最近、その「とりそば」と同等の人気になってきたというのが「いか下足天そば」650円。食べ応えバツグンの大ぶりのゲソ天を豪快に二本、熱々のそばの上にのせている。

2024年に放送され、ギャラクシー賞を受賞したドキュメンタリー番組『東京ゲソ天ブルース』(フジテレビ系)で取り上げられたことが人気上昇の理由で、中にはこの「いか下足天そば」を食べるためだけに競馬場までやってくる人もいるほどだ。