海や日サロに通い詰めた青春のギャル時代

――ダンプドライバーとして働き始めたころは、古澤さんもギャルだったんですよね。当時はどんな生活をしていましたか?

最初のころは、朝早く起きなきゃいけないのに、とにかく遊びたくて……。お酒は全然飲めないんですけど、みんなでご飯を食べに行ったり、居酒屋に行ったりするのが大好きで、睡眠時間を削ってでも遊びに行っていました。

結局、夜中に家に帰ってきて30分〜1時間だけ寝て、お風呂も入らず、そのまま仕事に向かっていました。そんな生活を続けていたら、23〜24歳のときに自律神経が乱れて体調を崩しちゃって……。

それをきっかけに、生活を立て直しました。同時に、友人関係も整理して、夜中に誘ってきたり、無理させたりするような人とは少し距離を置くようになりましたね。

――昨今のギャルブームについて、何か思うことはありますか?

今の子たちのほうが、ちゃんと自己管理しているなって思います。私は本当に生活がめちゃくちゃで、自己管理なんて全然できていなかったので(笑)

それに、今は白ギャルが流行っていますけど、私の時代は肌を焼いている子が多かったですね。

私も日曜日しか休めないのに、夏場は毎週必ず海に行って日焼けしていましたし、それ以外の季節も月2回くらいは日サロに通っていました。

2023年の夏の古澤さん、今でも海は行っているようだ(写真/本人Instagramより)
2023年の夏の古澤さん、今でも海は行っているようだ(写真/本人Instagramより)

――当時、ご両親は心配していませんでしたか?

めちゃくちゃ心配していましたね。特に異性関係では、いっぱい迷惑をかけました。

たとえば、元彼に家の玄関近くで待ち伏せされたり、「別れたくない!」って大声で叫ばれたりしたことがあって……。

それ以来、外でちょっとバイクの音がするだけで、父が「お前を迎えに来たんじゃないか?」って心配して外を見に行くようになったんです。

――当時付き合っていたのは、やっぱりギャル男でしたか?

いや、どちらかというと、パンチパーマとか、そっち系でしたね。でも、ストリート系や可愛らしい系など、いろんなジャンルの人と付き合っていました。

逆に、ギャル男とは一度も付き合ったことがなくて。硬派で男らしい人が好きでした。

「ギャル時代には男性関係で親に心配をかけた」と振り返る古澤さん(写真/本人TikTokより)
「ギャル時代には男性関係で親に心配をかけた」と振り返る古澤さん(写真/本人TikTokより)