アンチコメントには「開示請求も考えていますが……」 

――TikTokの撮影は、誰かに手伝ってもらっているんですか?

基本的には、三脚を立てて1人で撮っています。でも、妹や母に手伝ってもらうことも多いですね。家族には「TikTokを撮るのはいいけど、こっちは映さないでね」と言われています(笑)。

――そもそもTikTokを始められたきっかけは?

タレントとしていくつかテレビ番組に出たあと、「次は何をやろう?」って考えたんです。いろいろ悩んだ結果、「私にはダンプしかない」と思って。

そこで「私って静止画よりも動画のほうが映りいいかも」と考えて、TikTokを始めることにしました。

最初は「私の職場や仕事って、こういうのだよ」って知ってもらいたくて始めたんですが、“運転手あるある”みたいな動画を投稿していたらバズって、そこからどんどんフォロワーが増えていったんです。

TikTokでは“運転手あるある”などの動画がヒット(写真/本人TikTokより)
TikTokでは“運転手あるある”などの動画がヒット(写真/本人TikTokより)

――批判的なコメントが来ることはありますか?

そうですね。情報を発信する側なので、視聴者がどう捉えて、どう思うか考えて発信しているのですが、正直、アンチコメントはあります。

一方で、「大型の免許を取りました!」と報告してくれる女の子や、「毎日楽しみにしています」とコメントを送ってくれる人もいますね。

――アンチコメントに対して、開示請求などは考えないのでしょうか?

正直、開示請求したいとは思っています。でも、多すぎてキリがなくて……。けれど、もし家族のことを言われたら、多分やりますね。

ただ、以前はアンチコメントをけっこう気にしていたんですけど、今は「そんな人にかまう暇があるなら、寝たいし仕事したい」って感じで。だから、なるべく見ないようにしています。

――批判の声を浴びながらも、インフルエンサーとして活動を続ける理由は?

トラック運転手兼インフルエンサーとしての私を応援してくださる方がいるからですかね。また、この業界や仕事を多くの人に知ってもらいたい、広めたいっていう思いもあります。

――今後、どのような活動をしていきたいですか?

昔、読者モデルをしていたときは、「ただ笑ってポーズしていればいいや」くらいに思っていたんです。でも、タレントとしてトーク番組に出ると、いろんな発見があって楽しいし、すごくいい刺激になるんですよね。

この前、ABEMAの番組に出させてもらったときも、「やっぱり自分はトーク番組が好きなんだな」って、あらためて思いました。

だから、今後また機会があれば、タレントとしても活動していきたいですね。

現在はTWIN PLANET所属のタレントとしても活動している(写真/事務所提供)
現在はTWIN PLANET所属のタレントとしても活動している(写真/事務所提供)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班