「日本と違って海外の風俗はめっちゃ楽!」
Aさんが海外出稼ぎデビューしたのは今から6年ほど前だという。
「まだ、今みたいに海外出稼ぎは流行っていなかったですね。当時はセクシー女優の仕事だけで余裕で生活できましたが、私はホス狂いだったから、お金が全然足りなくて(苦笑)。あと一応、事務所に所属している間は風俗勤務は禁止。といってもみんな内緒で在籍していますけど。
私もかつて事務所に内緒で吉原でソープ嬢をしていたんですが、ディープなファンにバレてしまい、すぐSNSで拡散されてしまいました。そんなときに知り合いのスカウトマンに海外出稼ぎを紹介してもらって、定期的に行くようになったんです」
最初に行った国はオーストラリア。シドニーにあるお店だった。お試しという形で1週間ほど滞在したそうだが、手にした額はなんと200万円をゆうに超えたという。
「お客さんは60分がメインで、回転率がめっちゃいいから1日8人とか9人もつく。1人ついたらバックが2万円から3万円くらい。アナルとか口内発射とかオプションつけると、1日で少なくとも25万円はいきます」
一般人女性のバック相場は15000円から18000円で「肩書きなしで2万円もらえるのは本当に可愛い子だけ」なんだとか。Aさんは「日本と違って海外の風俗はめっちゃ楽!」と笑う。
「同じ60分でも日本人の場合は、イった後もイチャイチャを求めたり、前戯も会話も頑張らないとリピートしてくれないので本当にキツい。それに比べて海外のお客さんはイったら終わり。みんな40分くらいで帰っちゃうので、とにかく楽なんです」
また、現地ではお店に在籍しない「単発パパ活案件」というものもあるようだ。
「海外出稼ぎ専門のスカウトから声をかけられたことがあって。『Aさんですよね? 何人かAさんを個人的に呼びたいと言ってるお客さんがいるんですが、どうですか?』と紹介されました」
こうして中国人の顧客に指名されたAさん。その金額は「渡航費込みで100万円」という破格のものだった。
「移動に時間はかかっても労働は1回のSEXのみだから、実働1時間くらい? 企画単体の私は、AVなら1日撮影をして20万円もらえたらいいほう。正直、今は単体女優でも1本100万円のギャラをもらうのは難しい時代なので、これは相当コスパがよかったです」