なぜ日本へ?「アニメ」「漫画」ではない意外な理由
お次は立教大に所属するペルー人留学生だ。
「お兄ちゃんが山形大に留学した経験があって、ペルーに戻ってきてからも『日本は楽しかった~』ってずっと自慢されて、それが羨ましかったんです。もともと、私自身も『ハイキュー‼』とか『ワンピース』とか日本のアニメや漫画が大好きだったし、日本語にも興味があったので留学を決めました」
しかし、留学した2021年はコロナ禍の真っただ中で、ほとんど自宅でのオンライン授業だったという。
「あのときからは想像できないぐらい今は日本をエンジョイしてます! ペルーと違って夜道も安全だし、かつ丼とかカレーとか日本の食べ物美味しすぎだよっ‼
今は都内にあるペルー料理のレストランで働いているんですけど、日本に長くいたいから、もっともっと日本語上手くなって語学の先生か翻訳家かレストラン経営とかの仕事に就きたい‼」とバイタリティ溢れる様子で今後の目標に向かって熱く語ってくれた。
日本の漫画やアニメを理由に日本への留学を決めた外国人が多い中、こんな理由も…。
派手な色の振袖がよく似合うこちらの2人。日本に留学に来た理由を聞いてみると、
「小さい頃から日本のテレビドラマ『おしん』が大好きで日本への留学を決めました。スリランカ語に略されてテレビ放映もされてるぐらい、母国では結構人気のドラマなんですよ」
日本に来て驚いたことを聞いてみると、
「スリランカは暑いから日本みたいに雪が降らない! でも日本はゴキブリが多すぎるよ! スリランカより涼しいのに、なんでなの⁉」
そして紋付袴姿をクールに着こなす、こちらの男性は韓国人留学生だ。
「中学のときに留学したオーストラリアで、同じく留学に来ていた日本人とすごく仲よくなったんです。そこから日本にはいいイメージがあって、友人が育った日本という国を見てみたくなったんです」