「私の子には、腹違いの兄弟が日本中にたくさんいるんだなぁ」
――千晴さんは双子を妊娠されるのは今回が初めてとのことですが、つわりなどは大変でしたか?
千晴さん 1人目のときはそんなにひどくなかったんですが、お医者さんから「双子だとつわりが大変だよ」と言われていました。でも、今回も私は比較的元気でしたね。ただ、1人目のときとは違って体はかなり重いし、お腹が大きくなるのも早いです。出産予定日は来年の3月末なんですが、すでにお腹がとても大きくて、「もうすぐ産まれるんじゃないか」と思うくらいです。
――双子が誕生するにあたり、心配や不安などはありますか?
渡部さん 僕は特にないですね。あと3ヶ月くらいで双子に会えるので、今はとにかく楽しみです。
千晴さん 私が出産する病院では、双子の場合は帝王切開になるので、今はそれにビビッてます。今まで大きな手術を経験したことがないうえ、1人目は自然分娩で、かなり安産だったので……。
――お腹の中にいる双子は、渡部さんにとって第10子と第11子にあたります。全部で8人の女性と子どもを作ったとのことですが、千晴さんはそれについてどう思いますか?
千晴さん 私の子どもには母親の違うきょうだいが日本中にたくさんいるんだなぁと思うと、なんかすごいなって感じます。11人の子どものうち、会ったことがあるのは第1夫人・陽咲(ひさき)さん(23歳)の子どもだけです。ただ、夫の第1子が今17歳の高校生だと聞いていて、ちょっと不思議な感覚ですね。