二回目の結婚は「コミュニケーションを大事にしたい」
35歳の節目となる今年、3歳年上の男性と再婚を決めた千葉県在住の染井さん(仮名、女性)。来春に挙式を控えているというが、新たなステージへと人生の駒を進めることに対して率直な思いを聞いた。
「来春の挙式も決まって、今は未来に意識が向いていますが、付き合っている最中は『どうしてこういう風に大切にしてあげられなかったんだろう』って、元夫に謝りたいと思うときは何度もありました。
ただそれは自己満足だし、もうできないので、二回目の結婚生活では今の彼とコミュニケーションを取る時間を大事にしていきたいなって思います」(染井さん、以下同)
20代は埼玉県に本社を置く広告代理店でバリバリ働いていたという染井さん。
結婚願望はそこまで強くなかったものの、職場と自宅を往復するだけの日々に危機感を覚え、パートナーを探すべく、街コンやマッチングアプリで恋活に励んでいた。
そんな矢先、会社の先輩から「たまには東京のお洒落なところで呑みに行こう!」と銀座のバーに連れていってもらった。そこで声をかけてきた1歳年下の長身イケメンの男性が、元夫だった。
3回目のデートで告白され、約3年の交際期間を経て29歳のときに結婚。元夫側の両親や親族にも可愛がってもらい、2人の新婚生活も充実感に満ち溢れていたという。
「新婚の頃は、帰る家に好きな人がいることがすごく楽しくて、喜びを噛みしめる日々でした。狭い家だったけど、お互いが好きなことして過ごして、『こんな日々がずっと続いていくんだろうな~』って思ってましたね」