よく触ると裏で言われているカメラマンがいる

誰もが知る大御所カメラマンが、撮影中にタレントの体を触っていたという話や、ロケでカメラマンの部屋に呼び出された、あるいはヌード撮影だと聞かされていなかったという話など、グラビアに関する噂話は多い。

だが、どうやら悪質なカメラマンがいまもなお存在しているという。

グラビアの撮影現場において、男性カメラマンが女性タレントの体を触ることがあるというのだ。

今回取材をする中で、明らかに悪質なケースや、業界内で“よく触るカメラマン”だと噂になっているカメラマンがいることも判明した。

写真はイメージです 写真/shutterstock
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スタイリストとしてグラビアの現場に従事するスタッフはこう憤る。

「まだグラビアに慣れていない10代の女の子は撮影中、不自然なポーズをしてしまうことが多いのですが、そのときに断りもなく女の子の手足や、頭を触る瞬間を何度も目撃しました。

女の子は明らかに顔が引きつってしまったり、メイクルームで泣き出してしまうケースもあります。指示のつもりでも触る必要はないはず。やめてほしいなと思いますね」(20代・女性スタイリスト)

ちなみにグラビアの撮影では、編集者はまずカメラマンに発注し、カメラマンがスタイリストやヘアメイクなどを指名するケースが多いという。

そんな中で別のヘアメイクのスタッフは、

「“あのカメラマンよく触るよね”と裏で言われているカメラマンは何人かいますが、その人たちは指名するスタッフも同じことが多い。あまり疑いたくありませんが、触っていてもスルーするスタッフに固定しているのでは? と疑ってしまいますね」(40代・女性ヘアメイク)

「手や足でも嫌がる子がいるのに、一度目撃したのが胸を触るカメラマンです。手に持った花束を“胸の前に持ってきてほしい”と口で指示すれば誰しもわかりますよね? その人は明らかに手の甲でタレントの胸を触っていました」(30代・女性ヘアメイク)

とある現役のグラビアアイドルは、

「私も手を握られたことありますよ。カメラマンさんに注意したこともあります。例え指先だけでも、嫌がっている子がいるということは理解してもらいたいです」(20代・女性グラビアアイドル)

グラビアタレントが多数所属する事務所のマネージャーにも話を聞いた。