漫才劇場での心霊より怖い話

—劇場とかスタジオとかって、機密性が高いからお化けの居心地がいいみたいなことを聞いたことがあるんですけど、そういう経験ってされましたか。

友保 ああ、東京のどっかのビルに絶対出るみたいな。なんかあるらしいんですよ。天井から上半身のお化けが出てくるって。

小林 あーーあれどこやったっけ。

友保 スタジオなんよな。すごい有名で映画にもなったらしいんですよ。こんどその映画の2もやるって。「今度は下半身も!」って(笑)。

『三茶のポルターガイスト』シリーズとして映画にもなったヨコザワプロダクション ©️2024 REMOW
『三茶のポルターガイスト』シリーズとして映画にもなったヨコザワプロダクション ©️2024 REMOW

—三茶のヨコザワプロダクションですね。

友保 昔baseよしもとあったときはめっちゃ聞きましたよ。舞台上に女の子2人おるって。「あの子たちはずっとおるけど、何やったの?」みたいなアンケートがいっぱいきたりとか。NGK(なんばグランド花月)で心霊イベントやったら絶対ブレーカー落ちるとか.

小林 心霊イベントやる前は塩盛るんよな。

友保 で、その塩がすぐ黒くなる。あと新喜劇の座員の人が便所でシコってるとか。

—え。誰ですか。

友保 いや名前は言えないです。名前は絶対言えないですけど、あとシコり方のレクチャーも受けました。けど、これは絶対に書かないでください。

—どんなレクチャーを…。

友保 トイレットペーパーを取るところから教えてもらいましたよ。「こうやって巻いてな」と。

小林 ルーティン化してるやん。毎日してるな(笑)。

友保 そうや、俺西成の家引っ越したとき、一番最初に風呂入ったんですよ。お風呂のドアが擦りガラスで、頭洗ってたら完全に誰かそこを通り過ぎたんですよ。みんな上で寝てるのに。でも、なけなしの30万円払って引っ越したんで、いまさら出てかれんし、むっちゃムカついて大声で怒鳴ったんですよね。「ええ加減にせいコラ!ワシ金払ってんねんから!びっくりさすのはちゃうやろ!」みたいなこと言いまくったら、やっぱ出えへんようになりました。