片山容疑者と小、中学校で同級生だった男性の母親は当時をこう振り返る
「小学校の頃はウチの子とお互いの家を行き来して遊んでいたので、片山くんのことはよく知っています。感情の起伏が激しいという印象はありますが、誰かに手をあげたりとかそういう事はありませんでした。
ちょっと変わってるなと思ったのは、とにかくマイペースというか、みんなが約束した時間に集まって遊んでいるところに『俺は遅れて行くよ』と遅れて来て、平然と混ざっていました。それにみんながゲームをやっていても1人で違うことをやったりとか、そんなところはありました」
マイペースな少年は、当時流行していたサバイバルゲームに熱中していた。
「エアガンなんかは当時流行っていたのでどこの子も持っていて、うちの子も10丁は持っていたし、片山君もエアガンを持っていてよく遊んでいましたよ。ただ生き物とか弱い人間を狙って撃つようなことはせずに、的を立てて『あれを狙えー』って友達同士でよくやっていました。
乱暴なゲームをやってる時に『この野郎』『殺す』など荒っぽい言葉を使うことはありましたけど、それは他の子たちもみんな言ってましたしね。
ただ事件を起こしてあらためて卒業アルバムとか見返すと、やっぱりちょっと変わってたのかもしれないですね。このプロフィールとか書いてるところにたぶん特技だと思いますが『カクトウ』って書いてます。これってたぶん格闘ですよね。格闘技とかでもなく格闘というのはちょっと珍しいなって思いましたが。
片山君のご家庭については親同士はお付き合いがなかったのでどんなご家庭だったかというのは知りませんが、普通のご家庭という印象しかないですね」