事態が動いたのは試合スタートから3時間後のこと。9(クラブ)9(ダイヤ)のハンドが入った際に持ち点の少なかった相手が「オールイン」をコール。オールインとはすべてのチップを賭けるという、ポーカーにおいて乾坤一擲の戦略です。とはいえ、相手のチップは2万点弱ということもあり、筆者は悩んだ末に「コール」を選択。
相手のハンドは「A(スペード)K(ハート)」で、ボードには「K」が落ちて相手の勝利。これは相手のナイスオールインでした。チップは大きく減って3万8100点になってしまったが、まだまだ戦えます。
その後はコツコツと小さなポットを獲得していき、5万7500点まで回復。
現状、チップは平均よりやや多いくらいなので、この辺りで仕掛けていかないと優勝は目指せないな、と思っていたら、ここで最強のハンド「A(ハート)A(スペード)」が入りました。