大久保公園は一大観光スポットへ
時刻は深夜1時すぎ。このくらいの時間になると警察のパトロールも減るからか、人通りの多い大久保病院側の路地には、6、7人の女性たちが並んでいる。
そうした光景をジロジロと見る男性たちのなかには、しきりに立ちんぼに話しかける欧米系の外国人グループや、冷やかしたからか、立ちんぼに怒鳴られている南アジア系の外国人たちの姿もあった。
そんなカオス化する大久保公園を歩いていると、ガードレールに寄りかかりながら立ちんぼたちを眺めている、フィリピン人男性2人組を発見。そのうちの一人は少しだけ日本語を話せるようで、記者の問いかけに対してこう答えた。
「観光で日本にきて、数日前までは大阪にいて、今日は東京スカイツリーを見に行きました。ここ(=大久保公園)はYouTubeで知ったので行ってみたいと思ってたんです。まだ日本の女の子とは遊べてないけど、歩いてるだけで楽しいね」
多くの外国人観光客が訪れることが予想される今年の夏。なにか大きなトラブルが起きる前に、警察は立ちんぼ浄化に本腰を入れるべきだろう。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班