下着越しに手を押し当てられて……

実態はどうなっているのか。6月4日、午後9時ごろに大久保公園へ向かってみると、ハイジアの裏路地には多くの外国人が立ち並んでいた。その数およそ5〜6人ほどといったところか。

日本人の立ちんぼの場合、路上でスマホをイジって客待ちするスタイルが多いが、彼らは歩いている男性に色目を使ったり、繁華街のキャッチのように「ハーイ」と声をかけたりしている。

客待ちをする外国人立ちんぼ(撮影/集英社オンライン)
客待ちをする外国人立ちんぼ(撮影/集英社オンライン)

記者も一人の外国人と目が合うと、手を振って近づいてきて「これからどこ行くの? ホテル?」と耳元でささやいてくる。タイトなワンピース姿で、一見すると女性に見えなくもないが、喉仏は突っ張っていて、男性的なダミ声も混じっている。

記者が首を横にふると、外国人は記者の右手をガシッと掴み、「ワタシ男じゃないヨ」と服の上から自身の胸に記者の手を押し当てた。

「外国人立ちんぼの一番の特徴といえるのが、客への積極性でしょう。彼らは立ち止まったり、目が合った男性に近づいていき、ボディタッチをしたり股間をまさぐってきて『ホテル?』と甘い言葉をささやいてくる。本当は男(ニューハーフ)なのに、女だと言い張るのも彼らの営業トークの一種でしょう。

また、過去には目が合うと、いきなりしゃがみこんでM字開脚して誘惑する外国人に遭遇したこともあります。そのときはノーパンで陰部もモロ見えでしたが、彼らの大胆さといいますか、客への執念には驚かされます」(前出・仙頭氏)