⑤回想時間で脳の疲労を回復させよう

スマホやパソコン、テレビが常に身近にあると、ついインプットばかりしてしまい、脳が疲れてしまいます。体が疲れたら休息を取るのと同じように、脳も疲れを取ることが大事です。できれば1日の中でスマホやパソコン、テレビからあえて離れる時間をつくりましょう。

目を閉じて無心になり、心を自分に集中させる瞑想ができればいいですが、瞑想は誰でもできるものではありません。スマホやパソコン、テレビから離れて、ひたすらボーッとするだけでもかなり脳の疲れを取ることができます。

〈脳を若返らせる5つの生活習慣〉成功したことや幸せだったことをくり返し回想…一生ボケないためには「スマホから離れ」「最低6時間睡眠」_6
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私は毎朝、仕事前にお気に入りのカフェで落ち着ける時間を20〜30分ほど持つようにしています。携帯電話や手帳には手を伸ばさず、お店の壁や天井を眺めながらボーッとしているだけの時間です。こういう時間をきちんと取れた日は、仕事に向かう意識や集中力がとても高まります。脳が元気になりパフォーマンスが上がったのでしょう。

脳の疲れを取る時間に、成功したことや幸せだったこと、楽しかったことをくり返し回想してみることもおすすめします。

そうして疑似体験をすると、幸福感をもたらすセロトニン、ワクワク感や達成感を覚えるドーパミンといったホルモンが分泌され、脳を気持ち良くすることができるからです。回想法は認知症の改善や予防によいという報告も複数あります。


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死に方のダンドリ (ポプラ社)
奥真也
死に方のダンドリ (ポプラ社)
2024/3/6
1,100円(税込)
303ページ 
ISBN: 978-4591181386

病気で死ぬか、金が尽きて死ぬか…。それが問題だ。「生きてるだけ難民」急増中!!

そこそこ元気で、ぎりぎりお金があり、住むところに困らず、相続で揉めることもなく寿命を全うするには、若いうちからの準備が必要である。

その準備と対策をデータサイエンス、医学、マネー、不動産、相続……専門家8名が徹底解説!

序章  2033年、「お金が尽きて死ぬ時代」に突入する
冨島佑允(クオンツ、データサイエンティスト、多摩大学大学院客員教授)

第1章 「病気で死なない時代」の死に方のダンドリ
奥真也(医師・医学博士。医療未来学者)

第2章 100歳まで生活できるお金を貯めるダンドリ
坂本綾子(ファイナンシャルプランナー)

第3章 認知症になる前に財産を信託するダンドリ
岡信太郎(司法書士。司法書士のぞみ総合事務所代表)

第4章 老後に住める家を見つけるダンドリ
太田垣章子(司法書士。OAG司法書士法人代表)

第5章 100歳までボケない「不老脳」をつくるダンドリ
霜田里絵(医師・医学博士。銀座内科・神経内科クリニック院長)

第6章 最期を過ごす場所を決めるダンドリ
中村明澄(緩和医療専門医・在宅医療専門医。医療法人社団澄乃会向日葵クリニック院長)

終章 死ぬときに後悔しないためのダンドリ
大津秀一(緩和医療医。早期緩和ケア大津秀一クリニック院長)

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