2つの市長選で見えた自民党のゆらぎ

実際、2月4日に開票が行われた2つの市長選では、自民党の地盤のゆらぎを感じる結果となった。まず群馬県前橋市では、群馬県議会議員時代に立憲民主党系会派に所属していた新人・小川晶氏が、自公推薦の現職・山本龍氏を下して当選。

保守王国・前橋市の市長選で当選した前橋初の女性市長・小川晶氏 
保守王国・前橋市の市長選で当選した前橋初の女性市長・小川晶氏 
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“保守王国”として有名な群馬県で野党系の候補者が当選したことに驚いた人は多い。

また、新人対決となった京都市長選では、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党が推薦した松井孝治氏が、共産党、れいわ新選組が推薦した福山和人氏を退けた。とはいえ、票数を見ると松井氏(17万7454票)に対して福山氏は(16万1203票)と善戦。

幾度となくスキャンダルが発覚してきたものの、一向に自民党のその地盤の強さは変わらなかったが、ここに来て徐々に国民の気持ちが変化してきたように見える。『「NHKから国民を守る党」とは何だったのか?』(新評論)の著者で、選挙ウォッチャーとして日々選挙の動向を追っている、ちだい氏に話を聞いた。