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恵方巻きが流行って一番得したんは俺ら

——今回も前回に引き続き友保さんのソロインタビューです。早いものでもう2月。節分ですね。友保さん、恵方巻きへの思い入れはいかがですか?

友保
 あんなの最近ですよね、出てきたの。ほんま最近急に出てきてあんな巻き寿司みたいなもん。黙って食うとか、あんな文化なかったですよ。

金属バット:小林圭輔(左)と友保隼平(右)
金属バット:小林圭輔(左)と友保隼平(右)
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——確かに急に来て居座った感じありますね、恵方巻き文化。

友保
 急に食えってね。俺覚えてるんですよ。あれ急に『めざましテレビ』が言い出して。どっかの方角向いて食うとか、はい。嘘やろ、節分なんか何もせん、豆食うだけの日やったから。突然流行り出して。海鮮恵方巻きだとか。

——突然の流行ゆえか、恵方巻きは廃棄が多いのも問題になってます。需要と供給があってないのでしょうか。

友保
 あれね、実は供給もあってるんですよ。あの文化が流行って俺らが一番得してんすよ。

——どういうことですか。

友保
 もう貧乏芸人がね。俺らの行きつけのマックスバリュあるでしょ。俺らのホームと呼んでる。

——下積み時代に手っ取り早い酒とうまい棒を調達したことでおなじみの。

友保
 それです。恵方巻きいっぱい仕入れるんすよ。あんなぎょーさん、誰も買わないですよ、高いし。恵方巻きべらぼうに高いんすよ。そんで誰も買わへん。俺らやっぱ貧乏なんで、まあ夜遅うまで働くんですよね。で、終わってマックスバリュ寄ったら、恵方巻きバカ安なってるんで。