日本にやってきた外国人の女の子をナンパしてきました
時刻は夕方の5時すぎ。取材班が最後に声をかけたのは、海岸線に沈みゆく夕日をボーっと眺めていた都内在住の27才(フリーター)男性だ。
「一昨年に渋谷・宮下パーク下の飲み屋横丁あたりで、前の職場の先輩が僕のためにナンパしてくれて、2対2で飲むことになったんです。そのうちの1人がハーフっぽい顔立ちをしている清楚なOLっぽい子だったんですけど、奇跡的に付き合うことになって。その子とお祭りに行ったり、花火を見に行ったりして、人生で一番楽しかったですね」
しかし恋愛に「終わり」はつきモノ。去年の2月に突然「友達に戻りましょう」と告げられてからは、気持ちの整理が付かず、かなり長い間引きずったという。そんな彼も「今年こそは…」と、こう意気込む。
「『このままじゃダメだ』と思って、さっきオーストラリアからワーホリ(ワーキングホリデー)で日本にやってきた外国人の女の子をナンパしてきました。そしたらインスタのアカウントを交換することになって、今週末飲みに行くことになったんですよ。その子、日本では英語の先生をしてるらしいんですけど、『これは自分を変えるチャンスだ!』と思って頑張ります」
ドラマのように、湘南の海では、今日もさまざまな男女の思いが交錯していた――。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班