若い日本の女の子たちはなぜ「韓国大好き!」なのか
今流行っていることに飛びつく日本の若者の傾向をよくわかっていますよね。
韓国ファッション、韓国コスメ、韓国スイーツなどのコンテンツは、どれもプチプライスで す。若者からすれば、安さは重要なポイント。気軽に取り入れて楽しみやすいということです。韓流ブームの仕掛け人、つまり韓国側は、女子高生と韓国の若者、文化の関係性を緻密に計算した上でマーケティングを行い、推しのコンテンツを定めていったのでしょう。
女子高生をターゲットにすれば、長いスパンで愛されなくとも、瞬発的なブームを次々とつくっていくことができます。一瞬のブームであっても、実体があれば「今、ブーム!」と、メディアで取り上げることもできて、相乗効果を生むことは、十分に期待できます。
ゴリ押しのターゲットになった日本の女の子たちは、政治や歴史問題に興味もなければ、ニュースも見ない。いいのか悪いのか、韓国に対してまったく先入観がないわけで、日韓関係がどんな状況にあろうとも、「かわいい」「かっこいい」「イケてる」とゴリ押しされれば、すんなり受け入れてしまう。
2019年、「史上最悪か」と指摘されるくらい日韓関係はこじれにこじれていました。韓国国内では日本製品の不買運動なども起きて、反日、嫌日ムードが今までにないくらい高まっていました。そうした現状を知れば知るほど、韓国のことが嫌になるのは自然なこと。相手に敵対されているのに、こちらが相手を「好き」と言うほうが不思議です。
しかし、彼女たちは、現実を知らないのか、知っても理解できないのか、ずっと「韓国大好き!」のスタンスを貫いていました。完全にゴリ押しの罠に掛かってしまっています。韓国にとって、日本の若い女性は絶好のカモというわけなんですね。
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