深夜2時から朝8時まであっという間
出社すると、会議室で身体のストレッチや発声練習を15分。我々にとって身体は楽器なので、入念に準備!と言いたいところですが、時間も迫っていますので、自分なりのウォーミングアップをします。私はラ行が苦手なので、そこを特に練習。
着替えやメイクなどを済ませ、4時ごろから打ち合わせや読み合わせをはじめ、4時55分から放送がスタートします。
放送前に全ての原稿が揃うわけではないので、オンエアをこなしつつ、原稿が届きしだい下読みをしたり、別のコーナーの打ち合わせをしたりの繰り返し。オンエア中は分単位でやらなきゃいけないことがあるので、とにかくバタバタしています。
原稿が直前に渡されることも多々あるので、ヒヤヒヤするのですが、そんな時いつも心の頼りになるのが三宅アナや軽部アナです。お二人が横にいるだけで安心感があって緊張が解けていくし、不安に思ったことを聞けば最短で正解を導き出してくれます。
アクセントや読み方が間違えていれば指摘してくれるのですが、「アナウンサーとはこういうものだ」など押し付けてきたり、頭ごなしに怒ったりということはなく、「こういうやり方もあるよ」と様々な選択肢をくれる存在です。
そんな先輩方にたくさん教わり、助けてもらいながら、日々放送しています。
8時に放送が終わると、やっと休憩タイム。起きてからここまではノンストップ、何も食べてないのでお腹もぺこぺこ。アナウンス室に戻って、めざましの若手メンバーで朝ごはんの時間です。
最近はコロナ対策の個食も解除され、みんなでテーブルを囲み、仕事のことからくだらないことまで色んな話をします。笑いながら食べる朝ごはんはとってもおいしくて、1日で最も笑うストレス発散の瞬間です。