号外2000部は20分で配布終了
号外をもらっていたのはサラリーマンだけではない。
「普段、野球は日本シリーズとかを見るくらいです。今は春休み中で、本当はみんなでテレビで見ようとしてたけど、街頭で見られないかなと思って千葉から東京に来ました。街頭中継は見られなかったので、電車の中などで一球速報を見てました。
新橋で号外を配ることを知ってたので来ました。MVPはもちろん大谷翔平です」(14歳・男子中学生4人組)
このように号外目当てに新橋の来る人は多く、「今回は新橋のほか、東京、有楽町、信濃町でも各2000部ほど用意しました。新橋では20分ほどですべてを配り終えました」(号外を配布していたスポニチのスタッフ)とのこと。
スポニチの号外が配布を終了してしばらくすると、今度はスポーツ報知の号外が配られ始める。すると、落ち着いていたSL広場に再びの人だかりが。
W杯時の盛り上がりとは少し質が違うようだが、WBCも間違いなく国民的行事になっている。早くも3年後の次回大会が待ち遠しい。
取材・文/武松佑季
集英社オンライン編集部ニュース班