「急な風邪をひいてしまい会社を休みました(笑)」
野球関連の号外がよく配られる場所といえば、サラリーマンの街、新橋。試合終了の1時間後に行ってみると、こちらもかなりの人だかり。号外を手に入れるため、サラリーマンを中心とした人々が100人近く、数十メートルに渡って列をつくっていた。また、その熱狂の様子を伝えようと多くのメディアの姿も。
交通整理にあたっていた警察官によると、「12時過ぎくらいから、号外の影響で人が集まっているということで、急遽、出動することになりました」とのことだった。号外を受け取った人の声も拾ってみた。
「オフィスにテレビがあるのに、昼休み以外はつけてはいけない決まりなので、私は仕事をしながらスマホの一球速報で経過を確認してました。同僚も『テレビで見たい』と言ってましたが、心なしかオフィスの人が少なかった。休んでる人もいるし、みんな外回りとかいってどこがで観戦してたのかもしれません。
昨日のメキシコ戦は最初から最後までずっと見てました。普段、野球は少し見るくらい。サッカーもそうですが、国際大会だと熱の入り方が違います。今年はラグビーやバスケのW杯もあるので楽しみ。日の丸が大好きですから。
新橋なら号外がもらえるだろうと、昼休みに上野の職場から来たのですが、上野公園の桜も満開で、WBCも世界一。日本がパッと明るくなった気分です」(50代男性・建設業)
「もともと休みだった人も1人いますが、あとの4人は急に風邪をひいてしまって会社を休みました(笑)。
今日は元プロ野球選手の小田(幸平)さんがプロデュースしているGood『A』というスポーツバーで観戦してました。
今日のMVP? それはムズイ質問ですね。でもこれだけの選手たちをまとめた栗山監督じゃないでしょうか」(20代・社会人5人組)