第1位は『日本名湯100』にも選出されている、愛知県のあの温泉だ!
それでは続けて、第2位と第1位を発表しよう。
この2つはどちらも素晴らしく、実は甲乙つけがたかったのだが……。
第2位
よさこい温泉
住所 高知県安芸郡芸西村西分甲2995(ロイヤルホテル土佐)
料金 1000円
入湯日 2023年1月16日(月)
日帰り入浴をやっているホテル内の温泉は、押しなべてハイレベルだとは思うが、ここは特に良かった。
浴槽は、内湯も露天風呂も広々としていて清潔。とても落ち着ける雰囲気だった。
露天風呂は、高知の名所・桂浜を模した半月状の作りで、入浴客は沖の方から海の中に入るような格好になる。
本物の桂浜にあるものと同じ形の坂本龍馬像(やや小さめ)まで置かれていて、なんだか旅気分が盛り上がる。
温泉施設にあるアメニティは、よくわからないメーカーのリンスインシャンプーが多いものだが、ここのは一流ブランドもので、もちろんシャンプーとリンスは別々。
そのうえ、男湯には滅多にない洗顔フォームまで置いてあり、「さすが」と思った。
温泉とは関係ないが、ホテルのロビーフロアのゲームコーナーに、昔懐かしのアーケードゲームが並べられていたのもポイント高し。
第1位
尾張温泉 東海センター
住所 愛知県海部郡蟹江町蟹江新田佐屋川西97
料金 700円(日曜日のため 平日は650円)
入湯日 2023年1月21日(土)
ここはかなり人気の温泉のようで、広い駐車場には数多くの車が停まっていた。
それもそのはず、NPO法人・健康と温泉フォーラムによる『日本名湯100』に、愛知県で唯一選ばれた温泉なのだ。
外観はちょっと古臭いので心配だったが、これは敢えてのイメージ戦略のようだ。
中は最近リニューアルしたということで、最新設備が整えられ、非常に広々としていて綺麗。
露天風呂もあるのだが狭く、内湯の方が売りのようだ。
内湯としては珍しい岩風呂だが、まるでプールのように広く複雑な形。
場所によってお湯の温度がさまざまに設定されているので、好みの温度の場所を探すことができる。
名泉と呼ばれるだけあって、少しとろみのあるお湯は肌触り良く気持ちいい。
湯上がり後も、身体のポカポカが一際長続きした。
ぜひ、また来たいと思わせる温泉だった。