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爆音の”迷惑車”は警察官が注意

ハロウィーン本番とされる10月31日に先立つ週末の28日深夜0時すぎ。集英社オンライン取材班がふたたび渋谷を訪れると、この日の20時ごろと比べて、若者たちの姿はおよそ3分の1ほどになっていた。コスプレしている人たちも、ほとんどが外国人といったところか。

コスプレ姿の日本人は少なかった
コスプレ姿の日本人は少なかった
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前編でもお伝えしたとおり、渋谷区は10月27日から11月1日までの期間、渋谷駅周辺の路上飲酒を禁止すると発表。街のいたるところで警察やセキュリティが目を光らせているからか、例年とは違い、缶チューハイ片手に”バカ騒ぎ”する若者たちの姿はほとんど見かけることはなかった。

さらに、渋谷ハロウィーンで毎回問題となるのが”騒音問題”だが、こちらも警察は対策済みだ。例年だと、路肩に停めた車のスピーカーから爆音でダンスミュージックをかけ、それに合わせてダンスを踊る若者たちが目に付いたが、そういった”迷惑車”は警察官が事前に渋谷の中心地に入る前に注意していたため、真夜中の渋谷は静かだった――。

警察に注意されていたスピーカーを積んだ車両
警察に注意されていたスピーカーを積んだ車両
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