休業した「麺匠 八雲」はこれまでもたびたび騒動に

神奈川県大和市で営業していた人気ラーメン店「麺匠 八雲」の店主、梅澤愛優香はAKB48の派生ユニット「バイトAKB」の元メンバー。

2015年に「バイトAKB」での活動を終了した後は、名古屋での地下アイドル活動を経て、2017年に同店を東京都葛飾区にオープン(2022年4月に大和市へ移転)。その後、2年あまりで4店舗を展開するなどラーメン店経営者として奮闘しており、2021年には『ラーメン女王への道 アイドルから店主への創業奮闘記』という書籍も上梓していた。

梅澤愛優香が上梓した『ラーメン女王への道 アイドルから店主への創業奮闘記』(さくら舎)
梅澤愛優香が上梓した『ラーメン女王への道 アイドルから店主への創業奮闘記』(さくら舎)

「麺匠 八雲」では梅澤のタレント力とこだわりの素材を使った看板メニュー「味噌ラーメン」が人気を博していたが、2021年秋に偽計業務妨害により新店舗開店が頓挫。また同時期にはフードジャーナリストの男性からセクハラや誹謗中傷を受け、ともに裁判沙汰に。

さらに2021年10月には「文春オンライン」の報道で食品の産地偽装が発覚。梅澤はこれを認めて謝罪するなど、たびたび話題となっていた。

ようやく落ちついたかに見えた2023年5月には、2022年にオープンしたばかりの「ちゃんぽん龍龍」と、2020年オープンの「沙羅善」が立て続けに閉店、休業へと追い込まれた。

梅澤の記念すべき1号店である「麺匠 八雲」も今年9月1日に公式X(旧Twitter)にて「店舗前道路が水道管工事の為、当面の間店休とさせて頂きます。何卒よろしくお願い致します」と投稿して休業したきり、再開のアナウンスはない。