10年前に食べたセブン-イレブンの「ミートソースパスタ」の味が忘れられない。
大学3年生の時、資格の勉強をするため、連日のように友達と一緒に学校の自習室にこもっていた。そんな勉強漬けの毎日を過ごす自分たちへのご褒美は「みんなと食べるご飯」だった。

【漫画】人生で一番美味しかったコンビニパスタの思い出。ちょい足しで激変! ミートソースに「ミートボール」、ペペロンチーノに「イカの塩辛」「メンマ」…でも最強の組み合わせは!?
気に入った商品は100日連続でも食べ続ける、ほぼ毎日コンビニ飯生活の漫画家が語る人生でいちばん美味しかった「コンビニパスタ」を振り返る。
#6 ミートソースパスタ
人生で一番美味しかったコンビニパスタの味
【漫画】「思わず涙が出る懐かしいミートソースパスタ」マンガ本編を読む(漫画を読むをクリック)

駅前のカレー屋の「ドライカレー」、バス停前にある中華料理の「学生向け大盛炒飯」など、学校帰りにみんなとおしゃべりしながら食べるご飯はおいしくて今でも思い出に残っている。
そして、そんな思い出の中でもひと際楽しかったものがある。
『休日の学校で食べるコンビニご飯』。
休日に学校に勉強しに行くと、学食も売店も開いていない…そんな時、唯一開いている校内のコンビニでご飯を買って食べていた。そこの2大人気メニューがだったのが「ミートソースパスタ」と「ペペロンチーノ」。両方とも大体ワンコイン(500円くらい)で、ボリュームがあって学生の身としては大助かりで、何より美味しかった。
ペペロンチーノも安くてボリューミーだったけど、ミートソースパスタは今でもそうで、肉の食べごたえが際立っていて、スーパーでミートソースを買ってみても、甘みや酸味が強いものではあっても、セブンの様な食べごたえはなかった。
そして、当時流行っていたのが、買ったパスタにコンビニの調味料やちょっとした食材を混ぜること。ミートソースパスタに「ミートボール」を入れてみたり、ペペロンチーノに「イカの塩辛」や「メンマ」を入れてみたり…。
中でも人気なのが、ミートソースパスタに粉チーズをふりかける組み合わせ。これは絶品だった。
普通のチーズやスライスチーズをのせたりすることもあったけど、コンビニでチーズと一緒に温めても、教室に戻る間にチーズが硬くなってしまうこともあり、「結局、粉チーズが安パイだなぁ」と話していたのが懐かしい。
最近は物価高による原材料費の高騰もあり、コンビニ各社のすさまじい努力を感じるけど、10年前にセブンで食べたミートソースパスタがコスパ、量、味、思い出も含めて忘れられない。私にとって、パスタとはそういう懐かしい味のするものだ。
限界社員スズキさんの癒されコンビニグルメ



【漫画】在庫なし、リミットは数時間。それでも「未納品100箱を納品せよ!」。試練の新入社員2人に与えられたビビンバといくらおにぎりに共通した秘密とは?
#7 ビビンバといくらおにぎり




関連記事




【漫画】戦国最恐のダークヒーロー、宇喜多直家の生涯を描いた『殺っちゃえ!! 宇喜多さん』。〝暗殺〟という絶対的な個性を持った漫画キャラクターとしての勝算
殺っちゃえ!! 宇喜多さん #1

【漫画あり】『メイちゃんの執事DX』最終巻! 作者・宮城理子が振り返る17年の歴史「もうこんなに長い連載をやることもないと思います」
「マーガレット・別冊マーガレット60周年」特別インタビュー#7(前編)

【漫画あり】「お母さん大好き!」前科8犯で覚せい剤まみれの母親の写真を飾っている子供の悲壮な叫び。なぜ美人キャバ嬢はドラッグに手を出したのか…薬物依存とセックスの切っても切れない関係
子供を殺してくださいという親たち#6
新着記事

「記者じゃない、当事者だ」ウクライナ侵攻開始直後、「あなたは何もしていない。記者でしょう? 書いたらどうなの」とウクライナ人妻から言われた日本人記者のホンネと葛藤
『ウクライナ・ダイアリー』#1
BE :FIRST生みの親、SKY-HIが危惧してきた日本の音楽芸能の「普通」。「CDを『たくさん買うこと』を応援の形と捉える歪なシステムは、直していったほうがいい」
マネジメントのはなし。#1

1億超が当たり前、高騰し続ける「首都圏駅チカ物件」がぼちぼち一等地ではなくなるのは本当か? ロボタクシー、スペースXは普及するのか
『世界最高峰の研究者たちが予測する未来』#2



「なぜ明石市のコミュニティバスが全国トップレベルの成功を収めているのか。その答えはサイレントマジョリティの声にあります」泉房穂×藻谷浩介
『日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来』#1