インフルエンサーとして得た応援は財産

「自分はやはりインフルエンサーではなく事業家」“青汁王子”こと三崎優太が「どうせ自分は成功できない」と諦めている人へ贈るただひとつのアドバイス_1
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――『億を稼ぐ美学』は、三崎さんの強烈なメッセージがたくさん詰まった初のフォトエッセイですが、読者の方からはどんな反響がありますか?

三崎(以下、同)
 「モチベーションが上がった」とか「自分も頑張ろうと思った」とか、そういう声をいただくことが多いですね。この本を通じて「起業したいな」「自分も何かに挑戦してみよう」という人が増えたらいいなと思っていたので、そういう声をいただけているのはすごくうれしいです。

僕が今まで出してきた本はビジネス書が多かったのですが、今回はフォトエッセイということで、写真も使って表現することができます。だからこそ、「読者のモチベーションを上げる」ことにフォーカスしたんです。

――フォトエッセイということもあり、1年近くかけて制作されたとのことですが、刷り上がった本を手に取った瞬間はどう感じましたか?

「ついにできたな」というのが最初の感想でした。ここ何年か自分のYouTubeチャンネルの動画も制作してきましたが、それとは全然違いましたね。何よりも「モノ」ができるということが違います。

それに外部のスタッフの方と一緒につくりあげていくところも違います。カメラマンのHIRO KIMURAさんは、写真に対するこだわりがすごくて純粋に感心しましたし、声かけや現場での動きもテキパキしていて、すべてがプロでしたね。

――本書には「もう一度、実業家としてビジネスの世界での戦いを始めるんだ」「俺は経営者に戻る。俺はやっぱり経営者なんだ」という言葉が出てきます。

改めて実業の世界で戦うにあたり、この数年、インフルエンサーとして社会と関わってきたことで、三崎さんご自身が変わった部分はありますか?


それまでなかったいろいろな経験をしたこともそうですし、何よりも応援してくれる人がすごく増えたところが違いますね。以前、会社を経営していた時期には、認知という意味では、まだ一部の層の人にしか知られていなかったと思います。

YouTubeとかをやるようになってからは、もっと広い層の人から応援してもらえるようになりました。それはこれからビジネスの世界で戦う上で財産になるんじゃないかな。