あなたにとってのMacは"プロの道具"?
1つ目のポイントとなるのは、「あなたがプロフェッショナルであるかどうか」。言い換えれば「職業的または専門的にMacにパワーを求めるか否か」です。
たとえば、映像編集や3Dデザイン、機械学習、ゲーム開発といった分野でクリエイティブワークを行い、1分1秒の処理性能が生産性の面でとても重要になるという人は、ノート型でいえばMacBook Pro、デスクトップでいえばMac Studio、Mac Proが選択肢となります。
一方で、そうした用途に使用しない大多数の人にとっては、その3製品を除外したMacBook Air、iMac、Mac miniが自然な候補となります。
コンピュータの性能が私たちが普段行う作業に追いついていなかった時代は、動画編集などのちょっとしたクリエイティブワークだったり、仕事や趣味でバリバリ使ったりする際に、安価なノートブックやデスクトップでは心許ない場合もありました。
しかし、現在のMacはもっとも安価なモデルであっても“普通の人が普通の用途に使う”にはオーバースペックと言えるほどの性能を持ち合わせています。ですから、限られた"プロの道具"を求める人以外は、MacBook AirかiMac、Mac miniから製品選びをすれば問題ありません。候補が3製品に絞れれば、だいぶモデルを選びやすくなるでしょう。