中高でいじめのターゲットに
芸能界にいれば、そんな普通の人間でも炎上の対象になることもあるだろう。しかし、小林の“いじめられ体質”の根源は根深い。
「私、ずっと“いじめられっこ”だったんです」――。
小林は1992年に東京で生まれ、2歳のときに新潟県長岡市に引っ越した。地元でパン屋を営む両親の元に生まれた小林は3人姉弟の長女で、2歳差と11歳差の弟がいる。
「中学時代から成績は2や1ばかり。スポーツもできないし、周囲からは馬鹿にされて浮いた存在だったと思います。でもそんな私でも『芸能人になればそれも個性になるのでは?』と考え、芸能界を目指すことにしたんです」
高校に進学したタイミングでローカルアイドルとしての活動を開始。しかし、小林に対する「いじめ」が顕著になったのはこのころだという。
「田舎で芸能活動をしていると目立つんですよね。『高校生のくせにグラビアアイドルをやっている!』『下着みたいな格好で写真に撮られてる!』と噂を立てられて。クラス全員から無視されたり、聞こえよがしにヒソヒソ話をされたり。今まで仲良くしていた友達にも『いじめられている子と仲良くしたくない』と急に態度を変えられたことも。それでも私はグラビアをやめる気は一切ありませんでした。絶対に芸能界で成功したかったからです」
“出る杭は打たれる”。今、彼女がおかれているネットでの状況に、よく似ているように感じる。
「そうだと思います。でもあのころと違って、アンチがいくら騒いでも、『あなたのワンクリックが私の生活費になりますよ』というくらいには強くなりました(笑)」
そううそぶく小林だが、現在は意識的に過激な投稿を控えているという。また、一時はあれほど力を入れていた「婚活」も現在はしていない。
「離婚してから5人の男性に告白されて、きちんと付き合った恋人もいましたが、今付き合ってる人はいません、結婚願望もどんどんなくなりました。私の今の生活では、とにかく、娘が一番なんです」