超人たちの草レースオリンピック
RTA in Japanでは恒例ともいえる目隠しRTAも実施予定だ。今回の目隠しで行われるのは『海腹山背・旬』。ロープの先に付いたルアーを投げて天井や壁に引っかけて進みゴールを目指すゲームだ。
「このゲームをプレイしてみたらわかるのですが、ボタンを押すタイミングや長さがちょっと変わるだけで全然違う方向にルアーが飛んでいくんです。それをこのプレイヤーは目隠しで、ルアーがぶつかるまでの時間と音だけを頼りに進んでいきます。おそらく見ている側は『何をやっているの？ どうしてこんなことを？』と思うかもしれませんが、その戸惑いも含めてぜひ楽しんでみてください」（中島氏）
RTA in Japan Winter 2022では、まだまだたくさんのゲームでRTAが行われる予定だ。プログラムはゲームスケジュールから確認できる。気になるゲームがあったらぜひ、年の瀬のお供にご覧あれ。
取材・文／笠木渉太
＃1 0.01秒の戦い! ゲームクリアのスピードを競うRTA（リアルタイムアタック）とは
＃2 「連続30時間プレイ」「同一ソフト800本保有」達人に聞くRTAの魅力
＃3 102時間耐久のゲームの祭典「RTA in Japan Summer 2022」とは？
＃4 星野源も「2021年で一番面白かったエンタメ」と絶賛！ 筋肉で約6.7億円を動かしたRTA走者
＃5 『ぷよぷよ』にドハマリしてゲーセンで出会った女性と結婚。プロぷよらーが目指すゲーム業界の未来
＃6 10年やりこんで知ったRTAの怖さ…連続48時間プレイ、100回以上クリアしたゲームも
＃7 ワザの練習だけで4500時間。「スーパーマリオ」にドハマリして世界で２番目の記録達成
＃8 『ドラクエⅢ』を遊び尽くす変態級達人たち。350台を超えるファミコン本体収集で見つけた大発見とは…!?
