年収8000万円でも、高級寿司屋の帰りに500円のラーメンを食べてしまうマヂカルラブリーの本音_03

「リッチなことを知る時間がない」金銭感覚は変わらないまま

――では、おふたり的には年収が上がっても、金銭感覚は変わらず?

野田 使い方がわからないですからね。今はリッチなことを知る時間が足りないんです。今よりも仕事が落ち着いて、自由に動けるようになったら、リッチなことをしてみたいなとは思うのかもしれませんけど。

村上 うん。高級寿司に行くなら、すしざんまいの方がいいじゃんって思っちゃう。でも、奥さんは高いお寿司とか夜景の見えるレストランとかの方が嬉しいのかもしれませんけど。

野田 あと、しみじみ思うのは高いものを食べるのは、高いものを食うテンションの時じゃないとダメですね。「マック食いたいな」って思いながら、少しお高めの手作りの本格的なハンバーガーを食いに行っても満足しない。高けりゃいいってもんじゃないなとは思います。

――では「お金持ちになりたい!」みたいなモチベーションも特になく?

村上 ないですね。

野田 「お金持ちになりたい!」はキリがないと思います。僕の去年の年収が8000万円だったというのをカミングアウトしたとき、世間は「すごい!」ってなりましたけど、スタジオはすっごい変な空気になったんですよ。「まあ、そんなもんか」って。

村上 たしかにね。

野田 たぶん「年収1000万です!」だったら盛り上がったのかもしれませんが、僕らくらいだと上の下くらいだから、本当の金持ちたちがリアクションに困るんです。年収の話をするのは、全然いいんですけどあの変な空気が嫌(笑)。

――最後にそんなおふたりが「ここにはお金を惜しまない」使いどころを教えてください。

村上 うーん…あまりないですけど、あえてあげるなら僕は時計ですかね。M-1を優勝した賞金でもA.ランゲ&ゾーネのグランド・ランゲ1・ムーンフェイズを買いました。

野田 すごいかっこいいことを言うと、お笑いですかね。やはり僕は松本イズムを継承しているので、コントをやるなら小道具とか製作費にお金をかけたいと思っちゃうんです。これは、お金がない時から、ずっと変わらないこと。売れる前は、お金を払ってライブに出ていましたし、チケットのノルマとかでマイナスだったこともありましたが、それでも道具には出し惜しみしませんでしたから。その気持ちはあります。

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取材・文/於ありさ 撮影/松木宏祐

番組情報
リッチマンデート

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