「とにかくジュニアさんを笑わせたい」――審査委員長・お~い!久馬にとっての『座王』_5

審査委員長でもジュニアさんを笑わせたい

ギャラクシー賞を獲得した『新春SP』など、全国放送も定期的になりつつある『座王』。10月18日には、ついにゴールデンタイムでの特番を控えているが、これからの番組の展望や期待を、久馬はこう話す。


「基本的にはこの形を続けてほしいですね。ただ、お正月や特番みたいに人数が多いときに使われる“敗者復活戦”は良いシステムやと思います。応援している人が負けても、まだ出るかも、みたいな期待感が持てますから。あとは、今日も収録のとき、隣でボソッと“出たいな”って言ってましたけど、ジュニアさんが出たら一回どうなるのか見たいですね。ジュニアさんのギャグとかモノマネとかみたいですよ(笑)」

そして久馬自身も、審査委員長という立場から、芸人として爪痕を残すチャンスを常に探っている。そこには、MCであり、2年先輩である千原ジュニアを笑わせたいという芸人としての矜持が感じられた。


「ジュニアさんの隣に座っているわけですから、『座王』はいつも緊張感がえげつないです。ジュニアさんがまだ“ジャックナイフ”だった頃を知っている、近い世代の人間なので(笑)。だから僕も、下手なコメントはできないんですよ。
さらに言えば、僕もなんとか、ジュニアさんを笑わせたいなという気持ちはあります。(ロングコートダディの)堂前が、“負けた。寝られへん”ってさっき言ってましたけど、うまいコメントが出なかったときは僕も一緒ですもん(笑)。家に帰ってから“あそこでこう言うとけば、ジュニアさん笑かせたかもしれんなぁ”と後悔することはいまだにあります」

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『座王』のMCであり企画発案者・千原ジュニアのインタビューはこちらから!
前編 「お笑い番組の減少には危機感しかない」-関西ローカル『座王』に託した千原ジュニアの思い はこちら
後編 「東の『笑点』、西の『座王』になれれば」-千原ジュニアが明かすバトルではなくお笑い番組としての『座王』の野望 はこちら

取材・文/森樹 撮影/松木宏祐

「千原ジュニアの座王」

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座王 全国ネットSP 放送決定!
10月18日(火)21時~22時48分放送
笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王 2時間SP

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