トリビア4.秋以外の季節に楽しめる「さつまりこ」がある
「おさつスナック」は、毎年秋冬のみの限定販売である一方、「さつまりこ 焼きいも」は秋限定の商品。しかし、ご存じの方もいるかもしれないが、焼きいも味以外の「さつまりこ」は秋以外の季節に販売されることもある。
たとえば「大学いも味」「黒蜜きなこ味」などの「さつまりこ」は、春に発売された。「さつまいものお菓子=秋」というイメージがあるが、秋以外の季節でも「さつまりこ」を楽しめることがあるのだ。
トリビア5.「さつまりこ」は食物繊維豊富なヘルシースナック
「スナック菓子は身体に良くない」というイメージを持つ人は多いかもしれない。しかし近年、さつまいもが健康に良い食品として知られるようになってきたこともあり、「さつまりこ 焼きいも」は「ヘルシースナック」という新たなイメージも定着しつつあるという。
実際に、「さつまりこ 焼きいも」の1カップ(56g)に含まれる食物繊維は3.1g。今年はパッケージの見やすい位置に、食物繊維含有量の表記もなされている。
以前にも「食物繊維が豊富に含まれている」という点を訴求していた時期もあったそうだが、そのときは、そこまで大きな販促効果があったは言えなかったそう。しかし、今年は未だコロナ禍が続いていることもあり、引き続き健康志向の高まりも見られたことから、パッケージに食物繊維に関する表記をふたたび入れたのだとか。
SNSなどでも「これなら食べても罪悪感がない」という声があるなど、昔と比べて「ヘルシーで健康的なイメージ」を持って購入するユーザーも増えてきた実感があるそうだ。
「おさつスナック」にはなぜツノがある? 「さつまりこ」はさつまいも味じゃなかった?“焼きいも菓子”トリビア5
スーパーにはブランドさつまいも、コンビニにはお菓子やドリンクがズラリ、と空前のさつまいもブームの今。おなじみのお菓子には、カルビーの「おさつスナック」と「さつまりこ 焼きいも」がある。いずれも季節限定の定番商品だが、その背景には意外な企業努力や工夫があるらしい。カルビーの“中の人”に、焼きいも菓子に関するトリビアを聞いた。
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