「うちには外国人の男はいない」当初は関係を否定した親族
実家で男について尋ねると、最初に対応した親族とみられる男性は「うちには外国人の男はいない」などと話し、容疑者との関係を否定した。しかし、その後、容疑者の男の妻に話を聞くことができた。
突然の夫の逮捕に動揺している様子で、当初は言葉も少なかった。それでも、やり取りを続けるうちに、妻は重い口を開いた。
「今回の事件について知ったのは、14日のことで逮捕後でした。千葉県警からそこで初めて話を聞きました。それまで全く知りませんでした。主人が逮捕されてからも身柄を持っていかれてしまって、まだ一度も会えていません……。どういう経緯でこんなことになったのか、知りたいです」
妻自身も、夫の逮捕を知ったばかりだった。男が来日したのは2000年代で、結婚がきっかけだったという。来日前から日本語を勉強し、「日本でちゃんと働きたい」という意欲を持っていた。
「日本に来てから20年以上、主人はずっと同じ職場で働いているんですよ。朝早くから起きて、雨の日も雪の日もきちんと仕事に行く。体調が悪くなったときも必ず職場に連絡を入れていましたし、無断で休んだり職場に迷惑をかけたりするようなことは絶対にしない人でした。私はそれをすごく感心して見ていたんです」
男が20年以上働き続けてきた職場は飲食店で、古株として周囲から頼りにされていたという。
「お金を稼ぎたいという気持ちもあったと思いますが、自分の仕事には誇りを持っていたんじゃないでしょうか。インバウンドのお客さんも多い職場なので、英語ができることを生かして周りからも頼りにされていたと思いますし、本人もそういう自負はあったと思います」












