JTCと揶揄される日本企業の再生ヒント
教育事業への投資には慎重な見方もあるが、これまでも1泊10万円を超えるような高級旅館「ふふ」をはじめ、サラリーマン経営者では難しい決断を成功させてきた実績もあり、「会長にしか見えない勝ち筋があるのでは」(B氏)という状況だという。
教育事業への投資の成否が出るのはまだ先のことで、現時点での評価は難しい。一方で、遅咲きの天才経営者が銀行店舗などの不動産を活用し、会社を大きく成長させた歩みは日本経済にとっても異色だ。
今回の棋士編入制度については、その公平性を巡る議論と、将棋の普及にどのような効果をもたらすかを分けて考える必要がある。女性初の棋士誕生につながれば、新たな関心を呼ぶ可能性もあるだろう。
強力なリーダーシップの下で実現したヒューリックの躍進に、JTC(Japanese traditional company)と揶揄される日本企業再生のヒントがあるのかもしれない。
文/築地コンフィデンシャル 写真/shutterstock













