「単に道を尋ねたり善意で声をかけたりしている可能性もあることも認識しています」
ではいったいなぜ、この男性は不審者として通報されたのか。神奈川県警の担当者は経緯について次のように話す。
「女子高生らに対しSuicaの使用について質問してきた男が、バスに乗ることなくいずこかに立ち去ったため、家族が不審者として通報してきました」
担当者によれば、声かけが発生したのはバス停付近であったが、当該男性はバスに乗ることなく立ち去ったという。
ネット上では、投稿された内容だけでは不審者と判断する根拠がわからないという疑問の声も上がっている。こうした反応について、県警はどのように受け止めているのか。
「配信に際し、被害者保護、プライバシー保護に配慮するため、プライバシーにあたる事項を一部省略して配信していることから、具体性に欠ける内容と受け取られることもあることは承知しています。また、配信している情報の中には単に道を尋ねたり善意で声をかけたりしている可能性があることも認識しています」
担当者はこのように前置きしたうえで、こう続ける。
「当該情報が確認された際の周囲の状況等に加え、通報者が感じた恐怖や不安、心情等を総合的に判断しています。タイムリーに注意喚起を行ない、類似事案の発生防止や地域住民の安全確保を図ることを第一に考え、現状の運用を図っているので、ご理解いただきたいです」













