前議長の“弟子”が裏アカで告発議員を攻撃

蔵内氏は8月24日に突然議長も議員も辞めると表明し表舞台から消えたが、辞職理由はいまだに明確にされていない。そしてここへきて、蔵内氏の“弟子”ともいえる県議の林泰輔氏がSNSの匿名アカウントで蔵内氏の責任を追及した議員やメディアを攻撃していたことが発覚した。

「標的にされたのはかつて自民党県議団幹部から議⻑就任前に“カツアゲ”のように金を要求されたと告発した吉松源昭県議らです。

吉松源昭県議(写真/本人Instagramより)
吉松源昭県議(写真/本人Instagramより)

林氏は『みみず屋さん』と名乗るアカウントで吉松氏がラブホテルを使ったとの一部情報をもとに『おっ。ラブホ応援団!』と揶揄したり、センキョタイムズを『便所の落書きに命を懸けるとは哀れな物書き』と罵倒したりしていました。しかし裏アカと本アカを混同してポストしたことで、それが発覚し、本人も認めました」(地元記者)

記者団に囲まれた林氏は、
「戦い方として挑発をして燃やす形じゃないと発信力が足りないと、私自身がそういう風に思った。燃え上がったとしても見る人が多くなれば、その分サイレントマジョリティーのかたが見ていただけると思ってますんで、そういう意味では、あれは少し、わざとやりました」
と発言した。

SNS空間での匿名の攻撃は多くの人を苦しめ、兵庫県では県会議員が自死に追いこまれる一因になった可能性がある。今年7月にはSNSでの誹謗中傷から選挙の公正性を守るため、SNS事業者に偽情報や事実を歪曲する情報への「必要な措置」を求める法整備も行なわれている。

そんななかで、県議会のあり方には問題があると指摘した告発者に対して、県議の立場にいる者が匿名で“挑発をして燃やす”戦いをやっていた――。福岡県議会の闇はどれほど深いのか。

福岡県庁(写真/shutterstock)
福岡県庁(写真/shutterstock)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班