「10代半ばですでに刺青がガッツリ入っているかなりのワル」

当時現場にいた14歳の少年はこう証言していた。

「セツナ君は、車から出てきた男2人にボコボコに殴られてました。男1人がセツナ君の後頭部をいきなりぶん殴り、倒れ込んだセツナ君に馬乗りになって殴ってました。彼らは僕らを殴っているときに『お前お金いくらあるの?』とお金を請求してきました」

現場となった野道(撮影/集英社オンライン)
現場となった野道(撮影/集英社オンライン)

さらに事件後、被害者側への“口止め”も行われていた。地元の不良事情を知る関係者は、事件後の状況についてこう話していた。

「(少年グループは)現場で14歳少年や仲間たちにガンガン詰め寄った後に、『警察が来たらどうしたらいいか分かってるだろうな。俺たちのこと裏切るなよ』と脅して逃げていったといいます」

逮捕された少年らは地元の年上の不良少年グループと行動をともにし、同世代から恐れられていた。関係者によると、グループは「覆面パトカーのナンバーを全部覚えているくらい頭が回る連中」(同前)。なかでも逮捕された少年の一人についてはこう証言する。

「10代半ばですでに刺青がガッツリ入っているかなりのワルです。揉めごとになると皆ビビってしまう。同年代の中ではとにかく喧嘩が強いと有名で、普段からバイクでウロウロしては、目についた人間に絡んで暴力を振るい、お金を取っていたという話もありました」(同前)