「SNS指名」がほぼない地方での“お客のつかみ方”
新規客が店にやってくるルートも、東京とは異なっていた。
「郡山では、そもそも“SNS指名”という文化がほとんどなかったです。『ポケパラ』を見て来る方や、出張で来て案内所から紹介される方、友達から聞いて来る口コミのお客様などが多かったですね。六本木は案内所がないので、SNSや口コミ、先輩や友人に連れてきてもらって、そこからリピーターになるなど、新規のお客さんの入り方も違います」
東京ではSNSを使い、自分自身をブランド化することが、そのまま集客や大きな売上につながることもある。一方、みみたんさんが働いた郡山では、SNS上での知名度だけで指名につながるケースは少なく、目の前の客との接点を増やし、地道に連絡を重ねながら来店につなげていくことが重要だったという。
どちらが難しいというわけではなく、「難しさの種類が違う」とみみたんさんは話す。
「地方は、お客さんをたくさん抱えられるキャパがあって、一人ひとりと深い関係にならなくても、浅く広くマメに連絡できて、そこに時間を費やせる人なら夢があると思います。
東京はSNSが強いので、本気で有名になりたいとか、大きな金額を稼ぐドリームをつかみたい人には可能性がある。ただ、そのぶん競合も激しいし、女の子の数も多い。その中で押しつぶされずにやっていく熱量が必要ですよね」













