「どうせ認めるならさっさと認めればよかったのに…」
「表現ぶりが一部誤解を招くものであった」
簗和生農林水産相が、自身を支持しなかった地元自治体の道路予算を「カットした」と発言したとされる問題を巡り、簗氏は10月2日夕、緊急の記者会見を開き、発言内容をおおむね認めた。
「週刊文春」が音声付きで簗氏の発言を報じたのは9月30日。同氏はそれ以降、記者会見で「コメントは控える」と言及を避け続けてきたが、10月2日に一転して発言したことを認めた。自民党関係者はこう話す。
「音声まで公開されていたのに『音声を確認していない』と説明するなど、簗氏の対応は相当評判が悪かった。党内でも『説明になっていない』と批判的な声が強く、官邸側から説明を求める声があったとも聞いている。
10月2日午前の閣議後会見の時点でも、『大臣就任前の一議員としての活動に関わる事柄なので、大臣としてコメントを控える』と相変わらずだったが、その日の夕方に突然、一転して『一議員として』会見を開いた。遅きに失した感は否めない。
簗氏の木で鼻をくくったような対応は、これが初めてではないようだ。大手紙政治部記者はこうこぼす。
「簗氏は先の国会で争点となった『副首都構想』関連法に関し、与党協議の自民側実務者だった。国会会期末の攻防が同法を巡って行われていただけに、記者たちも簗氏に取材しようとしていたが、このときもなしのつぶてだった。
結局、『副首都構想』関連法のもう一人の責任者だった宮下一郎氏の方が対応が良く、記者たちは簗氏が目の前を通り過ぎても、誰も追いかけなくなっていた。簗氏はそのときの感覚のままに、煙に巻けば逃げ切れると思っていたのだろうか。だとしたら、大臣ポストをなめすぎだ」













