「飲まない理由」を、これからも増やしていきたい
──最後に、今後挑戦したいことを教えてください。
禁酒の経験を一冊の本にまとめたいですし、(元TOKIOでアルコール依存症を公表している)山口達也さんがされているような講演活動にも挑戦してみたい。自分の経験を話すことで、同じように苦しんでいる人の力になれたらうれしいですね。
それと、もうひとつさらに力を入れていきたいことがあります。コンビとして、児童養護施設や子ども食堂を回る活動です。僕らは漫才師なので、やっぱり一番できることは笑ってもらうことなんですよ。
こう見えて、子ども相手の漫才はけっこう得意なんです(笑)。だから、お笑いを届けながら、少しでも子どもたちが楽しい時間を過ごせたらいいなと思っています。
最近は、その活動に賛同してスポンサーになってくださる企業さんも少しずつ出てきました。仕事をもらえるのを待つんじゃなくて、自分たちで発信の場をつくる。その発信が誰かの役に立つことが、今の僕にとって大きな励みです。
そんな「飲まない理由」を、これからもひとつひとつ増やしていけたらと考えています。
〈前編はこちら『《M-1・上沼恵美子への不適切発言から7年》スーパーマラドーナ武智「2万件の誹謗中傷」で酒量が増加…「酒と薬を一緒に飲んでいた」アルコール依存症の日々を告白』〉
取材・文/森田浩明(A4studio)
スーパーマラドーナ・武智(たけち)
1978年8月3日生まれ、愛媛県松山市出身。1999年にNSC大阪校22期へ入学し、2003年に田中一彦さんとコンビを結成。『M-1グランプリ』では2015年から2018年まで4年連続で決勝進出を果たした。現在は漫才師として活動するほか、禁酒生活や日常を発信するYouTube・SNSでも注目を集めている。












