「昼職顔」と「夜職顔」の特徴とは

SNSでは、「夜職顔は、少女漫画のように目の主張が強く、鼻が高く、顎がシャープ」「全部足し算のような顔」と表現する投稿がある一方、「昼職顔は人工的な鋭角がない」「少し芋っぽさが残っているのが重要」といった意見も出ている。

なかには、「二重全切開や鼻の整形をしたのに、和顔と言われて落ち込んだ」「整形したのだから、もっと分かりやすい夜職顔になりたかった」と投稿する人もいる。

骨格診断、イエベ・ブルベ、そして説明は割愛するが求心顔・遠心顔――。次々と生まれる見た目の分類に、「昼職顔・夜職顔」という新たな言葉が加わろうとしている。

では、こうした分類の対象となる若い女性たちは、「昼職顔」「夜職顔」という言葉をどう感じているのか。自身の写真を添えて「私って夜職顔なのかなあ、昼職顔なのかなあ」と投稿していた、撮影モデルの「きみのゆらの」さんに話を聞いた。

昼職と夜職の両方を経験しているというきみのさんは、顔と職業を単純に結びつけることには違和感があるという。

「私は、女優さんやアイドルさんのような透明感のある方も好きですし、バリキャリOLと言われるインフルエンサーの方も、水商売で活躍されている方も素敵だと思っています。どの方にも、それぞれ違った魅力や可愛さがあるので、『この顔だからこの職業』と分けるのは難しいと感じます」

では、実際にどちらと言われるとうれしいのか。きみのさんは「どちらかと言えば、昼職顔と言われるほうがうれしい」と率直に語る。

「世間ではまだ、『夜職=売女』といったネガティブなイメージを持たれることもあります。『夜っぽい』と言われたときに、そのイメージ込みで言われているのではないかと、勘ぐってしまうことがあるんです」

「夜職顔」のように見える写真(写真提供/きみのゆらのさん(本人))
「夜職顔」のように見える写真(写真提供/きみのゆらのさん(本人))

夜職顔という言葉そのものを、悪い意味だと考えているわけではない。それでも、言葉の背後にある夜職へのイメージを意識せざるを得ないという。