生活苦から始まった約35キロの減量
──しかし、この1年で急激に痩せました。どうしてなのでしょうか。
実は、なかば不可抗力なんです。簡単に言うと、家庭の事情によって、21歳のときに実家を失いました。突然一人暮らしを余儀なくされ、これまでと違って経済的に余裕がなくなったため、「食べる余裕がなかった」という表現のほうが正しいかもしれません。
──それは大変ですね。一人暮らしはどんな生活でしたか。
それまでしていたアイドル活動やアルバイトで貯金していたお金と、「タイミー」をやって稼いだお金、それから父から少し援助してもらったお金を合わせることで、一人暮らしの初期費用を捻出しました。
これまで食べることが大好きでしたが、あまりにお金がカツカツで、食事よりも日々の支払いが優先されるような生活でした。それに、たとえば電子レンジなどの基本的な家電製品もないので満足に調理もできません。もちろん家具を買うお金もありませんから、「ジモティー」で格安で買ったり、もらったりすることが多かったですね。
──節約生活でかなり痩せた。
ダイエットの初速は完全にそれだと思います。お腹が空いたら、水道水をがぶ飲みしてやりすごすこともあり、辛かったですね。
最初の1ヶ月で5〜6キロはすとんと落ちました。そのときに「こんな私でも痩せられるんだ」と思ったんです。そこから「痩せてみようかな」と火が着いた気がしますね。と言っても高価なダイエット器具などは買えないので、夜な夜な公園に行っては踊り続けたり、ジャンプしながら歌ったりとか(笑)。
個人的には縄跳びは効果的だったなと感じます。2分を5セットやると、かなりへとへとになりました。もちろん、最初のうちは2分1セットやるだけで疲れていましたが、どんどんやれるセット数が増えていきました。













