住友不動産の子会社「当社元従業員の不正行為について」

「当社元従業員の不正行為について」。住友不動産の子会社で不動産仲介を手掛ける住友不動産ステップは5月12日、同社の元社員が逮捕されたというプレスリリースを公開した。

財閥系企業の社員が売却意思のない物件を個人的に紹介し、架空の売買契約書を締結し手付金として不正に400万円を受領したという事件は全国ニュースでも取り上げられ、世間に大きな衝撃を与えた。

東京・五反田の廃旅館「海喜館」を舞台に約55億円を騙し取った地面師事件がかつて話題となったが、通常、地面師の場合、架空の名前も肩書きも用意した上でターゲットと接触するものだ。

この元社員がどのような絵図を描いていたのかは定かではないが、地元テレビの報道によると、これまでずっと取引があった相手に対し、偽造した免許証のコピーなどを提出してごまかそうとしていたという。